日本人選手の中でもサイドバックは特に通用する選手が多い

サッカー シュート

サイドバックとはディフェンスの選手の中でも自陣の両サイドを守るポジションの事を言います。自陣の中央を守るセンターバックの選手と比べると同じディフェンスでも身長の高さはそれほど求められません。その代わりにサイドバックよりも攻撃的なポジションであるサイドハーフやウィングと同じように攻撃参加を求められます。特に近代サッカーでは以前よりもサイドバックの攻撃を重視する戦術が主流になっています。

攻撃参加を求められるという事は足元の技術とスピードが求められますし、ディフェンスの選手なので守備の技術も必要です。サイドバックはディフェンスでありながら攻撃参加が多いという事はどのポジションよりもスタミナが必要です。従って近代サッカーのサイドバックには他のどのポジションよりも総合力が求められます。単純な高さが重要視されるポジションだとアフリカ系の選手やヨーロッパの選手に劣ってしまいますが、高さや体の大きさだけでなく技術やスピードやスタミナを重視されるサイドバックの日本人選手は世界で通用している選手が他のポジションよりも多い傾向があります。攻撃参加も守備参加も頻繁にするので、戦術理解度が高さが求められるのも日本人選手で成功している選手が多い理由です。